雹(ひょう)害車
雹(ひょう)による車へのダメージにもよりますが、査定価格への影響は避けられないです。
そして雹の大きさや車の形状にもよりますが、「ボンネット」「ルーフ」「トランクフード」は間違いなく凹みが発生します。
ドア等のサイド面にも凹みが生じることも!
雹害車の修理
凹みの数や凹みの具合などによっても修理内容は変わります。
オーナーさん次第という面も…。
オーナーさんの選択肢としては、「板金塗装修理」「デントリペア」「乗り換え」の3つ!
いずれにしても1万2万といった金額では済みません。
ボンネットの修理
交換してしまうのが手っ取り早いです。
ただしボンネット交換履歴となります。
トランクフードの修理
こちらもボンネット同様に交換してしまうのが手っ取り早いです。
ただしボンネット交換履歴となります。
ルーフの修理
ルーフは交換してしまうと修復歴となり、安易に交換してしまうと車の価値を大幅に落とすことになります。
そこで板金塗装して対処します。
「ボンネット」「トランクフード」「ルーフ」等をデントリペアで修理する手もありますが、非常に手間のかかる作業です。
雹害歴車
雹害に遭って修理した車をここでは雹害歴車と定義します。
それでは雹害歴がある場合の査定価格への影響は?
修理内容により違いがあります。
雹害歴があってもその修理跡が解かりづらい修理方法は「デントリペア」です。
内装を分解しない限り、雹害に遭ったということは解からない可能性が高いです。
おそらく査定時に申告しなければ査定価格への影響はないでしょう!
ただし虚偽の申告が明らかになれば損害賠償等を請求されることになりますのでご注意を!!
デントリペアによって綺麗に修理されていれば査定価格への影響も少ないと思いますので…。
鈑金塗装した場合は、加修歴と同様の扱いになります。
ただし修理しているパネル数が多くなるので必然的に査定価格への影響は大きくなります。
車全面を修理したとなれば、大きく車の評価が落ちることに。
雹害に遭ってしまったら
状況によっては非常に難しい選択になります。
車両保険に加入しているのであれば、デントリペアにて修理することが出来ればベストです。
ただデントリペアも万能ではありません!
車種や修理箇所によっては修理不可能な場合もあります。
それでも出来る限り鈑金塗装する箇所を少なくするなど車を売却する時のことを考えるとデントリペアをオススメします。
車両保険に加入していない場合は…。
雹害に遭ってしまわれたオーナーさんの気持ちを考えると…。
オートオークション会場で雹害車を見るたびに「アチャー」という思いに…。