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中古車用語集

金融車

金融車とは債務が残ったままの車で、債権者の同意がないままに売買された車です。

※債権者が承知している場合も。

と書きましたが明確な定義があるわけでもありません。

金融車=名義変更ができない車だと考えておけば間違いないでしょう!

金融車のメリット

曰くつきの車なので相場よりも割安。

金融車のデメリット

危険がいっぱい潜んでます。



塩害車

塩害車とは、潮風や融雪剤などの影響で車に錆が発生している車のことをいいます。

しかし錆が発生しているから即塩害車となるわけではありません。

発生した錆が車の整備(メンテナンス)の妨げになってしまい整備困難な状況に陥っている車や車体の至る所に錆が発生しているような車を塩害車といいます。

ただし塩害車を定義する明確な基準が設けられているわけではないので、錆の状態がどの程度ならば塩害車なのか判断が難しい面もあります。

塩害車を認定する立場側「(車買取業者、オートオークション開催者等)に判断がゆだねられるということです。



接合車(2個1車)

接合車とは、車(フレーム)を切断し、別の車(フレーム)と継ぎ合わせた車両のことをいいます。

別々の車を繋ぎ合わせて1台の車を作り出すことから2個1車などと呼ばれることも!

接合車(2個1車)はなぜ生まれる?

前部が大破している車と後部が大破している車を準備し、外観的なダメージを受けていない部分同士を繋ぎ合わせることにより、見た目立派な車が完成します。

なんだか立派なリサイクルかと思いきや実際は接合車(2個1車)であることを隠し、修復歴なし車両と偽って不当な販売利益を得ることが目的です。

メリット1

修復歴を発見しづらい!

前部と後部には全く修理した痕跡がないのですから一見しただけでは無事故車に見えます。

もちろん経験豊富なプロが見れば一目瞭然でも接合車(2個1車)を作成する側も発見されにくいような細工(接合箇所の工夫等)を施しますので、一般消費者には接合車(2個1車)と気付かれない可能性が高いのです。

メリット2

前部が大破している車を修理するには部品の手配から板金塗装といった手間もかかりますし、相当な時間もかかります。

しかし車を切断し、車と車を繋ぎ合わせるだけならば上記よりも容易です。



職権による打刻

何らかの理由により車体番号が消えてしまったり、識別しづらくなったりした際に新たに車体番号や原動機の型式を打刻することです。

法令に関しては、道路運送車両の第三十一条(職権による打刻等) の部分です。

(職権による打刻等)

第三十二条

国土交通大臣は、自動車が左の各号の一に該当するときは、その所有者に対し、車台番号若しくは原動機の型式の打刻を受け、若しくはその打刻を塗まつすべきことを命じ、又は自ら車台番号若しくは原動機の型式の打刻を塗まつし、若しくは打刻をすることができる。

一  車台番号又は原動機の型式の打刻を有しないとき。

二  当該自動車の車台番号又は原動機の型式の打刻が他の自動車の車台番号又は原動機の型式の打刻と類似のものであるとき。

三  当該自動車の車台番号又は原動機の型式の打刻が識別困難なものであるとき。



盗難車

車の所有者の意図に反し、何者かに車を盗まれてしまった車が盗難車です。

車を盗む目的は、基本的に換金ですが、盗まれた車の行く末は様々です。

海外へ輸出されてしまう車、解体され必要な部品だけ転売されていまう車、犯罪に利用されてしまう車、その他。

盗難車の悲劇!

仮に盗まれた愛車が発見されても解体され見るも無残な姿だったり、盗難車であることを隠蔽する為に車体番号を切り貼りしたり、削り取ったりされていることも少なくありません。

盗難車両を運転中に事故を起こした場合などでは、指紋の採取を困難とする為に消化剤を車内に撒くといった行為も!



車体番号

車体番号は、自動車を特定する重要な符号で、フレーム部(車体)に打刻されています。

RA6-0000001

また車体番号は、自動車の製造メーカーもしくは国土交通大臣が指定した者以外は、自動車の車台番号を打刻できません!

そして車体番号は、移転登録や一時抹消登録などでナンバープレート(登録番号)が変わったとしても車体番号は変わることがありません。

原則として廃車になるまで同じ車体番号をします。

ただし職権による打刻等により、新たに打刻される場合も稀にあります。

法令に関しては、道路運送車両の第二十九条(車台番号等の打刻) の部分です。

輸入車の車体番号は、道路運送車両の第三十条(輸入自動車等の打刻の届出)の打刻) の部分です。



保安基準

保安基準は、「自動車の構造」「自動車の装置」「乗車定員又は最大積載量」などの基準です。

保安基準の原則

保安上又は公害防止その他の環境保全上の技術基準(以下「保安基準」という。)は、道路運送車両の構造及び装置が運行に十分堪え、操縦その他の使用のための作業に安全であるとともに、通行人その他に危害を与えないことを確保するものでなければならず、かつ、これにより製作者又は使用者に対し、自動車の製作又は使用について不当な制限を課することとなるものであつてはならない。

ポイント!

自動車は、運転する上でも「安全」であり、他の者にも「安全」でなくてはならない。

自動車は、「環境」を害してはならない。

自動車は、容易に「盗難」にあってはならない。

といったところでしょうか。

そのための基準が「保安基準」ということです。

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修復歴車

車の骨格(フレーム)を修理した車を『修復歴車』といいます。

ただし法律により「修復歴車」というような定義付けが成されているわけではなく、中古車に関する用語の定義はあいまいな面も少なからずあります。

公正取引委員会から認定されたルールという観点から考えれば、(社)自動車公正取引協議会の「自動車公正競争規約」で定義されている「修復歴」が、裁判等で重視される可能性が高いです。

自動車公正競争規約 第三章 中古車 第11条 10項

規約第11条及び第12条に規定する「修復歴(車体の骨格に当たる部位の修正及び交換歴)」とは、販売する中古自動車について、次に掲げる車体の骨格にあたる部位を修正及び交換することにより復元されたものをいう。

(1) ボンネットタイプ

  1. フレーム(サイドメンバー)
  2. クロスメンバー
  3. フロントインサイドパネル
  4. ピラー(フロント、センター及びリア)
  5. ダッシュパネル
  6. ルーフパネル
  7. フロアパネル
  8. ランクフロアパネル
  9. ラジエータコアサポート(交換)

(2) キャブタイプ

  • ボンネットタイプ1〜8に同じ

参考!

修復歴車の定義(日本自動車査定協会)

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オートオークション

自動車を取り扱う者が競り上げ方式のオークションを利用し、中古車を売買する市場がオートオークションです。

Yahoo!オークションの自動車カテゴリ(車体)もオートオークションといえますが、ここでいうオートークションとは、中古車販売業者や車買取業者のような自動車に関する事業を行っている者同士の業者間(BtoB)取引を指します。

オートオークションもYahoo!オークションも自動車をオークションで売買するという基本的な部分に大きな違いはありませんが…。

オートオークションの参加者

オートオークションには大きく分けて3つの参加者の存在があります。Yahoo!オークションに置き換えて考えるとわかりやすいかも!

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新規登録

ナンバーの付いていない自動車(新車・中古車)を公道で利用するときに必要な手続きです。

新規登録の申請

登録を受けていない自動車の登録(以下「新規登録」という。)を受けようとする場合には、その所有者は、国土交通大臣に対し、次に掲げる事項を記載した申請書に、国土交通省令で定める区分により、第三十三条に規定する譲渡証明書、第十五条の二第五項、第十六条第二項若しくは第八項の一時抹消登録証明書、輸入の事実を証明する書面又は当該自動車の所有権を証明するに足るその他の書面を添えて提出し、かつ、当該自動車を提示しなければならない。

  1. 車名及び型式
  2. 車台番号(車台の型式についての表示を含む。以下同じ。)
  3. 原動機の型式
  4. 所有者の氏名又は名称及び住所
  5. 使用の本拠の位置
  6. 取得の原因

法令に関しては、道路運送車両の第七条〜第十一の部分です。

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