中古車用語集

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走行距離計が指し示す数値と実際に走行した距離に相違が認められる車両を「メーター改ざん車」といいます。

ただし法律により「メーター改ざん車」というような定義付けが成されているわけではなく、中古車に関する用語の定義はあいまいな面も少なからずあります。

公正取引委員会から認定されたルールという観点から考えれば、（社）自動車公正取引協議会の「自動車公正競争規約」が、裁判等で重視される可能性が高いです。

数年前より「メーター交換車」「走行距離不明車」という定義もあるので、走行距離計が指し示す数値と実際に走行した距離に相違が認められるから一概に「メーター改ざん車」だともいえないです。

参考！

自動車の使用をやめたとき、車を解体等するとき、輸出するときに必要な手続きです。

抹消登録の種類

抹消登録には目的に応じて「永久」「輸出」「一時」抹消があります。

「永久」「輸出」はその事由が発生する際には必ず抹消登録しなければならないのに対し「一時」は任意での抹消登録となります。

法令に関しては、道路運送車両の第十五条～第十六条の部分です。

一般的には、当該車両を過去に所有していたオーナー数が「１名」だったということです。

車を買取業者に売却する際には、車の買取業者が「ワンオーナー車」であるか判断するので特に注意点はありませんが、中古車として購入する際には少し注意が必要です。

純粋な個人売買であれば、「新車で購入したオーナー」から「中古車として購入するオーナー」と流通するので、間違いなく過去の所有者は１名ですが、中古車販売店に並んでいる中古車の多くは、オートオークション（業者間取引）を経て、店頭に展示されています。

オートオークション会場での「ワンオーナー車」の定義にもよりますが、概ね新車登録時の名義人から自社に名義変更した時点までは「ワンオーナ車」として取り扱われます。場合によっては、同居親族間の名義変更等は、「ワンオーナー車」として取り扱う場合もあります。

さらに、そのワンオーナー車を落札（購入）した中古車販売業者が、自社名義に変更し販売するので、この時点で自動車検査証（車検証）上のオーナー歴は３人となっています。

※自社名義に変更しないで流通させる場合もあり。

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